月岡 聖芳/つきおか せいか
ソプラノ
14歳より約10年間聖歌隊に入隊し合唱を学ぶ。大阪音楽大学声音楽学部声楽科卒業。故・浅野滋仁、故・浦山弘三各氏に師事した。
卒業前の2月、「グレゴリオの家」にて、指揮・インマーゼル氏、organ・鈴木雅明氏のコンサートに感銘を受け、1984年5月、現在のBCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)に入団。約10年間、メンバーとして活躍をした。同年10月より、古楽唱法を鈴木環氏に師事。
1985年、87年、89年、90年、99年と渡欧し、オーストリアのインスブルック、ベルギーのブルージュ音楽祭、オランダのユトレヒト音楽祭、イギリスのダーティングトン夏期講習を渡り歩き、エカ・カークビー、ジェシュカ・キャッシュ、R・A・スチュアート、エヴリン・タブ等々の指導を受けた。
1988年、第2回山梨古楽コンクール入賞。1985年10月、バッハカンタータでソロデビュー以後は、ルネサンス、バロック音楽を中心に様々なコンサート活動を行っている。
1989年より、古楽唱法を中心とした声楽教室を始め、「ミモザの会」としたその発表会は、2021年で21回目となった。2016年より「レクチャーコンサート」も、この会で開催している。
1994年より、合唱指揮者,発声指導の活動が始まった。「アンサンブル・ムーゼ」「レチィチア・ノーヴァ」等々に携わり、現在は、「アンサンブル・だまにーしゃ」「天王バルカローレ」の指揮を行っている。
2006年10月、「古楽アンサンブル・風葉華心」の前身を立ち上げた。現在、第8回の公演を終えている。
2014年より、グレゴリオ聖歌を安邨尚美氏に師事している。
2017年10月6日 CD リリース
《Azulao/青い鳥》「Los Levantes/ロス・レヴァンテス」
2022年3月より、YouTubeにて練習用動画配信中。