Profile
大阪音楽大学声音楽学部声楽科を卒業後、古楽唱法に興味を持ち鈴木環氏に師事した。1984年より約10年間、BCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)のメンバーとして活躍をした。
1985年より数回渡欧し、様々な夏季古楽講習、個人レッスン、国際古楽コンクールに参加し研修を積んだ。エマ・カークビー等に師事。
1988年、山梨古楽コンクール入賞。1985年10月、バッハカンタータでソロデビュー以後様々なコンサート活動を行っている。
1989年より、古楽唱法を中心とした声楽教室を開講。「ミモザの会」としたその発表会は、2021年で21回目となった。2016年より「レクチャーコンサート」も、その会で開催している。
1994年より、合唱指揮者としての活動が始まった。現在は、「アンサンブル・だまにーしゃ」、「天王バルカローレ」の指揮を行っている。
2006年10月、「古楽アンサンブル・風葉華心」の前身を立ち上げた。
2014年より、グレゴリオ聖歌を安邨尚美氏に師事。
2017年10月6日、CDリリース《Azulao/青い鳥》「ロス・レヴァンテス」
2022年3月より、YouTubeにて練習用動画配信中。
動画配信
- ◎新しい音楽発表形式 !
- ゲームミュージックコンポーザーで、ミュージカルの演出家でもあるマルチクリエイターのHarumi Fujita氏が撮影編集。
共感して頂けると嬉しいです !
- ◎新しいレッスンスタイル !
- バロック時代~現代の二重唱を練習出来る形で配信しました。 試して頂けると嬉しいです!
- ◎バロック時代~現代の声楽レッスン。
- 合唱のアンサンブルレッスン等を体験してみたい方は。
1レッスン(90分)¥9,000
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動画配信
Schedule
- 2022年9月23日(金・祝)
- 【MIMOZA CONCERT vol.22】
- ◎茨木市立ローズWAMホール
開場 15:30 / 開演 15:45
入場無料
■お問合せ:072-638-4770(つきおか)
- 2023年1月7日(土)
- 【Hodie cantandus est nobis puer】
中世のクリスマスのうた
- ◎日本基督教団神戸聖愛教会
開場 14:30 / 開演 15:00
入場料:一般4000円 学生2500円
■ご予約:grego.kansai2013@gmail.com
080-8746-8104
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過去の演奏
CD リリース《Azulao/青い鳥》
「Los・Levantes/ロス・レヴァンテス」
~13世紀から20世紀の時の流れとともに~
歌とギターは古来、ともに歩んでまいりました。
そんな歌とギターの足跡を13世紀より20世紀と、地球の東へ西へとたどり、ここに集約いたしました。
[Los Levantes ロス・レヴァンテス]
(スペイン語 東の方向を意味します。)
ソプラノ/月岡聖芳
バロックギター、モダンギター/津田秀夫
ヴィオラ・ダ・ガンバ/水谷孝美
ヨーロッパの人々の愛の形をさりげなく描きスペイン、南米ラテンにも踏み入れ、更に日本の心も3曲加えた、ちょっと欲張りな1枚。
もう野には花は咲かないだろう(N.Lanier) / シルヴィー(English folk song) / ともに嘆こう、あのむごい接吻について(Anonymous 13C) / 「変奏曲」(1553)無伴奏レセルカーダ第2番(D.Ortiz)*ヴィオラ・ダ・ガンバソロ / あなたの目は愛の瞳(Anonymous 16C) / 祝福された気高い瞳よ(G.Caccini) / 主を賛美せよ(C.Monteverdi) / 「七つのスペイン民謡より」 ムーア人の布、 ムルシア地方のセギディーリャ、 子守唄、 カンシオン(M.de Falla) / さよならストロムネス(P.M.Davies)*ギターソロ / 夏の最後のバラ(庭の千草)(E.B.Britten) / 宵待ち草(竹下夢二作詞、多田亮作曲) / くちなし(高野喜久雄作詞、高田三郎作曲) / さくら横ちょう(加藤周一作詞、別宮貞雄作曲) / 最後のトレモロ(A.B.Mangore)*ギターソロ / モジンニャ、 アズラオ(J.Ovalle) 全19曲
夏の最後のバラ(庭千草)
https://youtu.be/qNbqTCfCV8M
あなたの目は愛の瞳
https://youtu.be/uoRzMhfHpJk
CD
教室 「ミモザの会」
楽譜は、最古のもの(西暦800年頃)から現代までの作品があります。その長い歴史で演者の声は、ずーと変わらず声帯一つです。
楽器は、より適したものになるようその姿を変えてきました。例えば、ヴァイオリンは、バロックヴァイオリンからモダンヴァイオリンへ。。。
なぜそのように形を変える必要があったのでしょうか?演奏される場、建築物と密接な関係があったと思います。
記譜もお琴の楽譜のようなグレゴリオ聖歌から、絵画のように美しい中世のネウマ譜や。。。
どんどん形を変え、とても見やすい?現代譜となりました。
さて、声はどうでしょう?あらゆる種類がありませんか?しかし鳴っているのは、声帯一つです。これは、発声のテクニックと考えます。
この教室では生徒さんの希望する楽曲に、アドバイスをしています。声楽家のするべきことは山ほどあります。多言語にしかり、記譜された時代様式に合わせたリズム、中に隠された人の想い、
(まぁ、それは同じ人間だから こんな所かと厚かましく考えないとしょうがない時もあります)
これらを、わぁーっと押しつぶされてしまっては面白くありません。先人達がその生涯をかけて手掛けた作品を、ワクワクと演奏してみませんか?
美しいものは美しいのです。
ミモザの会